CEOトップメッセージ

先代から受け継いだ「人を大切に」の気持ちと
「有言実行」にこだわること…
荷物を運ぶだけではなく、笑顔の連鎖を
生み出す企業として、さらなる発展をしていきます。

大きな存在である「先代」

42年前に、先代が開業した「比良北運輸」。
地元の人の愛される会社になるようにと地名を屋号に付けたと聞いています。
先代は、人情に厚く、周りから愛される人柄のおかげで、一代で50人規模の会社を作り上げることができた人です。
親子でもあった私からすると、当時は「いつも仕事の後はお酒を飲んでた人」といったイメージでしたが、比良北運輸を受け継いでからは「本当にカリスマ性のあった人なんだな」と実感しました。

そんな先代から経営を引き継いだ私にとって、先代の存在は非常に大きなものでした。
経営を引き継いだ当初、先代と共に会社を支えてくれていた人の中からは、私のことを批判的に捉える人も少なくはありませんでした。また、銀行からの借り入れも少なくはなく、色々なものの整理から始めなくてはいけない状態。もちろん自分の報酬もほぼなしでのスタートだったのを覚えています。

しかし、その状況を打破するきっかけは、やはり先代から受け継いだ温故知新の心でした。

先代から受け継いだ「人を大切に」の気持ちと
「有言実行」にこだわること

人を大切にする方法は色々あります。その頃の私は、正面から向き合い、有言実行にこだわって経営を行いました。
今思えば、崖っぷちの心理状態だったと思います。会社を存続するために、厳しい決断もたくさんしました。
その結果、批判的だった人の中からこちらを向いてくれる人が少しづつ増えたのです。去って行く人もいましたが、助けてくれる人もそれ以上に増えました。
この時の経験が、「人を大切に」「有言実行」を『先代の言葉』といった存在から、自分自身に落とし込むことができたきっかけだったと思います。

その後も、難局は幾度もありましたが、ぶれることなく進んでこられたのは、経営を引き継いだ直後の一番しんどいタイミングを支えてくれたり助けてくれたりした「人」のおかげだと思っています。
これからも「人を大切に」の気持ちと「有言実行」にこだわっていきたいです。

比良北運輸のこれから

これからの私にできることは、「先代を超える」「先代よりいい会社」とは思っていません。
私は先代が残してくれたベースをもとに、私なりの形で「人を人として育て、人を大切にし続ける」ことです。

従業員だけではなく、地元の方々や、取引先様も含めた、比良北運輸に関わる「人」全てを大切にし続けることです。
そのためには、「会社」のあり方を、1つずつ変えていきたいと思っています。
働き方はもちろん、出勤スタイル、考え方、地域との関わり方など、運送会社としての枠に捉われず、関わる人みんなが笑顔になる仕組みを構築していきたいと考えています。
その結果、「仕事って楽しい!」「ここは自分の居場所だ!」「比良北さんと絡んでいきたい!」と思える形を作れると確信しています。
その一つとして「地域の人たちが気軽に立ち寄れる様な笑い声が溢れるオフィス」を実現したいと考えています。
障壁はまだまだありますが、私自身の力だけでなく、みんなでこれからの比良北運輸を創っていきたいと思います。
そしてみんなの夢が実現できる場所にしていきます。


「世界中にステキな笑顔を届けます」

私はここまで、本当に人との出会いに恵まれて、助けられて、会社をやってこれました。
それは、自分が楽しんで笑顔でいれたからこそ助けてくれる人も増えたのではないかと感じています。

「和顔愛語」

笑顔の周りには、必ず笑顔が連鎖します。

みんながいつも笑っていられるように、みんながいつも元気でいられるように、みんながいつも幸せでいられるように、笑顔の連鎖をもっと、もっと伝えていきたいと思っています。

そんな思いを込めて作られた比良北運輸の企業理念は

「世界中にステキな笑顔を届けます」

みんなを楽しく、みんなを笑顔にする企業として、さらに発展をしていきます。